スーパーに並ぶ色とりどりの野菜やフルーツ、最近でこそオーガニックの野菜や果物も取り揃えられていますが、やはり値段も高めですし、種類もそんなに多くはありません。
なるべくならオーガニックの野菜を選びたいですがオーガニックの物で全て揃えるのは経済的にも、物質的にも簡単ではないかと思います。
オーガニックではない野菜やフルーツには農薬が残っています。
目に見えない物ですし、完全に除去することは難しいですが、出来るだけ身体に摂り入れたくはないですよね?
そこでいくつかの方法で野菜やフルーツに残っている農薬を落とす方法をご紹介します。
お酢を使った方法
酢と水を1:3で薄めた酢水に野菜を入れて3分ほどつけおきしておきます。
※変色したりビタミンも溶けだしてしまうので、長時間浸けないように数分で取り出し、流水で洗い流しましょう
お酢には殺菌効果もあるため、野菜を清潔な状態で保つこともできます。
重曹を使った方法
大きなボウルに1リットルの水、大さじ4杯ほどの重曹を入れ、野菜を入れたら3分ほど放置してその後、流水で洗い流します。
※長く漬け過ぎると栄養素が溶け出てしまうため、数分程度で洗い流します
お菓子作りや掃除にも重宝される重曹、野菜や果物の病気を防いだりする効果もあります。
重曹を水に溶かすとアルカリ性の水溶液ができるので、酸性の農薬が中和され、野菜から農薬が剥がれやすくなります。
お湯で洗い流す
50℃のお湯あらい
沸騰したお湯に同量の水を加え、50℃(48℃〜52℃)のお湯を作ります。
ボウルにお湯をはって、野菜を入れ2、3分で取り出して冷水で洗い水気を拭き取ります。
50℃洗いのすごさ!
50℃前後のお湯で食材を洗うとヒートショックという現象により葉の表面の気孔があいて、細胞が水分を吸収できるので、野菜がみずみずしくなり新鮮さを取り戻すことができます。
※温度が43度以下になったり、漬ける時間が長すぎると逆に雑菌が増える事があるため、温度計を使いながら行いましょう
茹でこぼし
鍋に水を入れ沸騰させたら野菜を入れ、2~3分ほど茹でたらお湯を捨てます。農薬を落とす効果が期待できますし、同時にアク抜きにもなります。
※葉物野菜は、丸ごと茹でるよりもカットした状態で茹でた方が、内部に浸透した農薬が落ちやすくなります
愛用している ホタテパウダー
1Lの水に対し付属スプーン1杯(2.5cc)の粉を溶かし、食材を入れて3〜5分つけ置きし、取り出した食材を流水で洗い流します。
ホタテの貝殻を高温で焼いてくつられている粒子の細かい粉。水に溶けるとpH12の強アルカリ水となり、洗浄・除菌・消臭効果があります。
農薬が濃い時は、黄色く、分厚い濁りが浮き上がってきます。
白い油っぽいものが水面に浮き出てきているのがわかるかと思います。一見、綺麗なブロッコリー、これだけの物が付着していました!
ホタテパウダーを使う3つのメリット
① 食材に付着した農薬の他にも、ワックスなどの汚染物質などが溶け出します、また腐敗菌やバクテリアも除去する事ができます
② 食材に貝の粉のカルシウム、ミネラルが付着することにより、食材の日持ちがよくなり、食品本来の味・香り・食感がよみがえります
③ 食材と一緒にカルシウム(ホタテパウダー)を摂取することで免疫細胞の活性化にも効果があります
まとめ
我が家では、野菜やフルーツを買ってきた際に、大きいボールにまとめてホタテパウダー水につけ置きします。
一手間かかりますが、食材の不必要な物(農薬、汚染物質、バクテリアなど)を取り除くことで、新鮮さをより長くキープできますし、料理の際にもそのまま使えて、洗う手間もはぶけます。
日々の積み重ねで、少しでも体に悪影響なものを減らしていけるといいなと思っています。
KOKAKOママ
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